レーザー治療

レーザー【laser】
(Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation)
メーザーと同じ原理によってマイクロ波よりも波長の短い可視光線・近赤外線などの光の増幅・発振をする装置。その発生する光は普通の光と異なって、位相がよく揃い収束性もよいので、狭い面積にきわめて高密度の光エネルギーを集中させうる。光通信・機械的加工・医療などに応用。

レーザーは切開、凝固、蒸発の作用があり、目的に応じて患部に照射します。組織はレーザーの出力を上げていくと、光反応→熱反応→熱知覚→蒸散→変性→凝固→炭化→気化と反応します。花粉症でのレーザー治療は、レーザーで感作された鼻粘膜の表面を焦げ落とすことで、その後の抗原抗体反応を起こさないようにする方法です。また効果は1年ほどです。このように鼻の粘膜をレーザーで切ったり焼いたり(笑)する治療は光破壊型治療(HLLT:High Reactive Level Laser Treatment)ともいわれます。

レーザーの出力は低出力、中出力、高出力に分かれます。元々は高出力レーザーによるレーザー治療が行われていましたが、痛みが強いために中出力レーザー療法が考案され、現在はそれが主流になっています。レーザー療法は患部を消滅させる治療なので、薬物よりも効果が高いのです。

人体の細胞は以下の熱を直接受けるとそれぞれ変質し、元に戻ることはありません。それを目安にレーザーの出力を調節していきます。
40℃以上・・・蛋白変性
68℃以上・・・蛋白凝固
100℃以上・・・水分蒸発
600℃以上・・・炭化焼却

レーザーには熱作用と光作用があります。熱作用は上記の通り、出力によって組織を変化させます。一方、光作用には光化学作用や光免疫作用などがあり、これらの作用には治癒効果、炎症を抑える効果、抗アレルギー効果などがあります。つまり、施術と治療が同時にできるのです。まるで北斗の拳のトキのようです(笑)また、レーザー治療と薬物療法を併用してシーズン前に投与すると、無症状と軽症状を合わせると9割の効果があるという報告があります。

ただ、レーザー治療はくしゃみ・鼻水には有効ですが、鼻詰まりにはあまり効果がありません。なぜなら度重なる炎症のために粘膜が硬くなっているからです。酷い鼻詰まりに対する治療は鼻詰まりの最新療法で説明します。



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